福岡で整体院・接骨院・鍼灸院で個室を設置するメリットと工事前に確認すべき注意点

福岡で整体院を開業するにあたり、個室を作ると便利です。

個室壁を作る

飯塚市の整骨院の受付カウンター

飯塚市の整骨院で受付カウンターを作った事例

整体院、接骨院、鍼灸院などの内装工事で、最近よくご相談いただくのが個室の施術スペースがほしいという要望です。

最もポピュラーなのは、カーテンやパーテーションで簡易的に仕切る方法ですが、プライバシー性やサービスの多様化を考えて、しっかりと個室を設けたいと考える先生方も増えています。

個室があることで、お客様に安心感を与えられたり、施術メニューの幅を広げられたりと、多くのメリットがあります。

特に女性の患者さんが多い院に関しては、メリットはありますよね。

ただし

個室を作る場合は、単に壁を立てればよいというわけではありません。

換気、照明、空調、防災設備、動線など、事前に確認しておくべきポイントがいくつもあります。

今回は、整体院・接骨院・鍼灸院で個室を設置するメリットと、内装工事前に注意しておきたい点についてお伝えします。

整体院・接骨院・鍼灸院で個室を設ける

鍼灸院ではお灸の煙や換気対策がしやすくなる

鍼灸院でお灸を使用する場合、煙やにおいが院内に広がることがあります。

オープンな施術スペースの場合、他のお客様が煙やにおいを気にされる可能性もあります。

そのため、お灸を行うスペースを個室にして、換気設備を整えたいというご相談は少なくありません。

個室内に換気設備を設けることで、煙が院内全体に広がりにくくなり、他のお客様への配慮もしやすくなります。

また、施術を受けるお客様にとっても、落ち着いた空間で施術を受けられるため、安心感につながります。

女性のお客様に安心感を与えやすい

整体院や接骨院でも、最近は美容整体、産後ケア、ダイエット、ボディメイクなど、女性向けのメニューを取り入れている院が増えています。

そのようなサービスでは、施術内容によって着替えが必要になったり、身体のラインが気になったりすることもあります。

カーテンだけの仕切りでは不安に感じるお客様もいらっしゃいます。

個室があることで、周囲の視線を気にせず施術を受けられるため、女性のお客様にとっては大きな安心材料になります。

院の印象としても、プライバシーに配慮された空間づくりができていると感じてもらいやすくなります。

複数サービスを同時に運営しやすくなる

整体院や接骨院の中には、通常の施術だけでなく、美容メニュー、パーソナルケア、スクール運営など、複数のサービスを展開されているところもあります。

個室があると、施術スペースとスクールスペースを分けたり、通常施術と別メニューを同時に行ったりしやすくなります。

たとえば、一つの部屋ではお客様への施術を行い、別の個室では技術指導やスクールを行うといった使い方も可能です。

院内のスペースをうまく区切ることで、限られた面積でも活用の幅を広げることができます。

個室を作るときは引き戸がおすすめ

こうた整骨院 飯塚市 内装

整体院や接骨院、鍼灸院の個室を作る場合、扉は開き戸よりも引き戸をおすすめすることが多いです。

理由は、開き戸の場合、扉を開閉するためのスペースが必要になるからです。

院内の面積に余裕があれば問題ありませんが、限られたスペースの中で個室を作る場合、扉の開閉スペースが動線の邪魔になることがあります。

その点、引き戸であれば、扉が横にスライドするため、開閉時のデッドスペースを抑えることができます。

ベッド、ワゴン、施術者の動き、お客様の出入りを考えると、少しでもスペースを有効に使える引き戸の方が現実的な場合が多いです。

ただし、引き戸にも壁の中に引き込むタイプや、壁の外側にレールを設けるタイプなどがあります。

どのタイプが適しているかは、既存の壁や間取りによって変わるため、事前に現場確認が必要です。

天井まで壁を立てる場合は防災設備の確認が必要

 

個室を作る場合、防音性やプライバシー性を考えると、天井までしっかり壁を立てたくなると思います。

しかし、ここで注意が必要です。

賃貸ビルやテナント物件の場合、間仕切り壁を新設して部屋を増やすことで、火災報知器やスプリンクラーなどの防災設備に影響が出る可能性があります。

完全に天井まで仕切ってしまうと、その個室が一つの独立した部屋として扱われ、防災設備の増設が必要になるケースがあります。

この点を確認せずに工事を進めてしまうと、後から管理会社や消防関係の指摘を受け、追加工事が必要になる可能性もあります。

個室を作る前には、管理会社、消防設備業者、必要に応じて消防署などへ確認しておくことが大切です。

特にビルインの店舗やテナント物件では、工事前の確認を怠らないようにしましょう。

個室ごとの換気・照明・空調も考えておく

個室を作るということは、単に施術スペースを区切るだけではありません。

そこに一つの部屋を増やすという考え方が必要です。

そのため、個室ごとに必要な設備も事前に考えておく必要があります。

換気設備

鍼灸院でお灸を使う場合はもちろんですが、整体院や接骨院でも空気がこもらないように換気計画は重要です。

個室にしたことで空気の流れが悪くなり、においや湿気がこもってしまうこともあります。

特に窓がない個室を作る場合は、換気扇の設置や空気の流れを考えた計画が必要です。

照明設備

個室内には、個別でオン・オフできる照明を設けることをおすすめします。

全体照明だけに頼ってしまうと、使っていない個室まで照明がついてしまったり、施術内容に合わせた明るさの調整がしにくくなったりします。

施術内容によっては、明るすぎる照明よりも、少し落ち着いた雰囲気の方がよい場合もあります。

個室ごとに照明を分けておくことで、使い勝手が良くなります。

空調設備

個室を増やすと、空調の効き方も変わります。

もともとオープンな空間だった場所に壁を立てると、エアコンの風が届きにくくなる個室が出てくることがあります。

「個室を作ったら夏は暑い、冬は寒い」という状態になってしまうと、お客様にとっても施術者にとっても快適ではありません。

エアコンの位置、風の流れ、サーキュレーターの活用、場合によっては個別空調の設置なども検討しておく必要があります。

カーテンや簡易パーテーションとの違いも理解しておく

個室を作る方法には、壁を立てる以外にも、カーテンや簡易パーテーションで仕切る方法があります。

カーテンやパーテーションは費用を抑えやすく、レイアウト変更もしやすいというメリットがあります。

一方で、音漏れや視線、におい、空調の問題を完全に解決することは難しいです。

しっかりとした個室を作れば、プライバシー性は高まりますが、その分、工事費用や設備費用、防災設備の確認などが必要になります。

どちらが良いかは、院の運営スタイルや提供するサービスによって変わります。

「とりあえず仕切りたい」のか、「きちんと個室として使いたい」のかを整理してから計画することが大切です。

個室設置は院の付加価値を高める有効な内装工事

整体院、接骨院、鍼灸院に個室を設けることは、お客様の安心感を高め、サービスの幅を広げる有効な内装工事です。

特に女性向けメニュー、お灸を使う鍼灸施術、美容系サービス、スクール運営などを行う場合、個室があることで院の使い方は大きく広がります。

ただし、個室は壁を立てれば終わりではありません。

換気、照明、空調、防災設備、扉の納まり、動線など、事前に考えておくべきことが多くあります。

工事後に「こんなはずではなかった」とならないためにも、個室を作る目的と使い方を明確にしたうえで、内装計画を立てることが大切です。

整体院・接骨院・鍼灸院で個室の設置を検討されている方は、まずは現在の院内レイアウトや施術内容に合わせて、どのような個室が必要なのかを整理してみてください。

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