整骨院では必須項目と言っていいほど行われるカーテンレール設置工事。
この間の現場で発見した事例です。
まあ
良くない事例なのですが。。。
工事の順番としては、カーテンレールを設置する工程は
かなり内装が仕上がった状態で行われることが多いです。
当然クロスも張り終えてます。
カーテンレールを設置する際に重要な事は縦横のラインを真っ直ぐに出し
また水平も完璧に求めます。
その位置が確認出来たらレールを取り付けて行くのですが
やはり何かの目印が必要になってくるんですね。
その目印の撮り方は職人さん毎に違う方法があったりもしますが
この写真の職人さんは
ナ。。。ナント、、、、
既にキレイに仕上がっているクロスの上に直接鉛筆で線を書いているじゃないか・・・・・
しかも
その目印の鉛筆ラインを消さずに現場を去っている
駄目です。
これではダメです。
と言うことで、レールメーカーさんには厳重注意となりました。
弊社の理念には
自分の前後に人がいる
って言うのがアリます。
※かなり長いページですが福岡内装センター株式会社HPに書いてます。
文字通り
自分の作業の前には、キレイに仕上げを終えた他の職人さんたちのストーリーがアリます。
そして自分の番が来たら、その後にもそれを引き継ぐ職人さんたちが居るんです。
自分以外の人のストーリーを大事にする人がが求められ、それが出来る人が良い職人さんです。
キレイに仕上げっている壁紙に目印を書いたらどうなるか?
(レールを付けて隠れる場所ならOKですが)
後で消せば良いって言う軽い考えの場合
その鉛筆のラインがうまく消せなかったら?消えなかったら?
消すときにクロスの表面も削ってしまったら??
その後は一体どうなるでしょう?
っていう事まで考えて仕事するのかしないのかが大事です。
この考えが現場に入る全ての人に浸透すれば
絶対に良い現場が仕上がるはず。
今回は大事にはなりませんでしたが
何事も小さなことから目配り気配りが大事だなと改めて思いました。
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