最近整骨院等の治療院で施術メニューに多いのが
美容系(痩せる系)
これホント多くなりました。
ターゲットは、ズバリ女性。
その女性の中でも更にターゲットなのが
小さなお子様をお持ちのママ達だったりします。
女性(ママ)向けの治療院の内装を考えた場合
女性をターゲットにして、さらにお子様連れのママも来るって事で、どんな内装にしようかと考えた時に一番に浮かぶのが
そう
キッズスペースの設置ですよね。
当然です。
私も私のお客さん(治療院の院長先生等)からご要望があればどうにかこうにかスペースの確保を試みます。
余談ですがせっかく設置したにも関わらず意外と使われてなくて、物置などになっている事のほうが多かったり寂しくなっているケースもありますので参考までに。m(__)m
ある整体の先生にお話を聴かせて頂いた所。。。。意外な事実が発覚
大分は別府にある整体の先生と、別府の治療院にて次の院の内装について打合せをしていました。
そこには畳敷のキッズスペースが設けられていて、それを見た私は「おお、充分な広さもあって良いですね〜」って言いました。
そしたら、、、、、
センセ、、、、ちょっと困った顔して
「いや。。。実はそうでも無いんですよね。。。」
私「エッ? どうしてですか?」
センセ「治療に来たのに、ママが子どもの行動が気になって治療に全然集中してくれない時があるんですよ・・・・・・」
私「!!!!!!! マジっすか!!!! それは意外です」
センセ「治療院の中にキッズスペースが有るっていうのもよし悪しで、次の院にはキッズスペースは設けるけどそれを売りにはしたくない」って仰ってました。
「当院は小さなお子様連れのママたちにも便利で快適なキッズスペースを設けてます」を前面に出している治療院も沢山ありますが、私はそのお話を聞くまでは「ママたちに優しい」って
思っていました。
でもでも、意外とそうでは無いことも有るんだと気付かされたのです。
ここで大事な事が有るんですが
なぜ?
この先生はキッズスペースが有ることによって少々お困り気味になってしまっているのでしょうか??
それはですね
■ 手技に絶対の自信を持っているから■ 治療に集中してほしいから
■ 不調を改善してあげたいから
だからです。
ママたちが毎日家族の為に一生懸命献立を考えて、一生懸命栄養の事も考えて作ったご飯。
温かいものは温かいうちに、つくりたてを食べて欲しいから絶妙のタイミングで食卓にだす。
それを美味しそうに食べている家族の笑顔や美味しいねの言葉に癒やされるんですが、、、、、
出した料理をいつまでもダラダラとテレビを見ながらとか新聞を見ながらとかスマホを扱いながら食べられたりしたら、、、、イヤですよね。
鮨職人さんが握ってくれるお寿司をカウンターで出された時、お客さんがそのお寿司にいつまでも手を付けずにいられたら職人さんも「寿司がまずくなるから早く食べてよ」ってきっと思っているはずですよね。
つまり
治療家の方たちも同じで、一生懸命修行してココまでの技術を習得しさらに技術を高めようと日々邁進している経緯もあります。
だから、「私の治療に専念して欲しい」って思うのは当然ですよね。
誤解のないように言いますが、治療院に子どもを連れて来てくれるなって事では無いんです。
もしキッズスペースを作るのであれば
それなら、子どもたちにとって親にとっても快適な空間にしてあげたらどうでしょうか?
例えば
■ 危ないおもちゃは置かない(当たり前ですが)
■ おもちゃの種類で、カチャカチャと音がなるものはなるべく置かない
■ DVDなどを設置してみる(これが一番言いかもですね=)
■ とにかく子どもたちが集中するものを置く(これは考えてください(笑))
■ 男の子と女の子両方興味のあるものを置く
■ 受付さんの仕事が落ち着いている状態なら監視しててもらう
お子さんが泣いたり奇声をあげたら、親としては絶対に気になりますから、そうならないような環境を作ってあげてみては如何でしょうか?
本日は、整骨院や整体院のキッズスペースについてのお話でした。